衣食住農 「自家製」生活

四季を通して「つくる」暮らし

小豆カイロ

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さて2月。

暦の上では立春を過ぎましたが、

まだまだ寒い日が続きますね。

 

繰り返し使える小豆カイロを作りました。

中身は台所にあった小豆と黒豆。

布は残り布を引っ張り出してきました。

※熱に強い綿100%か麻がベストです

 

形は肩にかけるタイプとお腹に仕込むタイプ。

首の部分を切り込んでカットすると、

そのまま肩に置けて便利です。

小豆が中で偏らないように、

いくつかの部屋に区切るのも重要です。

 

使い方はレンジで1分チンするだけ。

水分が多く含まれている小豆を温めることで、

蒸気が放出され優しい天然温熱効果で

じんわり身体を温めてくれます。

小豆の程よい重さも心地よく、

湯船に浸かっているようです。

ほんのりお豆の香りがするのも

気に入っているところ。

ただし効果はだいたい20分位なので、

持ち歩きには適しません。

 

※レンジの時間は出力によります。

目安として600wで1分です。

 

ヘチマタワシ

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昨年、庭で育てたヘチマです。

結局大きく育ったのは一本だけで、

小さかったものは干してる時に

さらに縮まりボロボロに…泣

残った貴重な一本は、

大切に窓辺で乾燥させておきました。

12月になっても青々と元気な姿でしたが、

ついに今月茶色くカラカラになりました。

 

外側の皮をぺりぺりと手で剥いて、

中の繊維だけ残します。

カッターで3〜4センチ幅にカットして、

菜箸で中の種をつついて出します。

 

乾燥してカチカチかと思いきや、

手で握るとギュッと小さくなるように

程よい伸縮性があります。

本当にスポンジのようです。

 

早速今日から台所デビューします。

どれくらいもつものかわかりませんが、

これだけではちょっと心細いなあ…。

 

今年は生産量の増加!が目標です。

 

バターピーナツ

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先月収穫した落花生を

ほんの少しだけ干して残しておきました。

 

前回のブログでは落花生は

茹でるのが一番美味しいと書きましたが、

これも王道をいく美味しさです。

 

…とにかく無類のピーナッツ好きです(^^)

 

出来立てのアツアツも美味しいですが、

翌日の方がしっとり美味しくなるのです。

 

▪️バターピーナッツの作り方▪️

1. 落花生の殻と皮をむく。

2. 弱火で焦げないように回しながら炒る。

3. 香ばしくなってきたらバターを適量加える。

4. さらに焦げないように混ぜ合わせる。

5. 最後に全体に塩を振りかけて出来上がり。

 

少し食べたら我慢して

翌日まで置いておきましょう。

      

落花生

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夏にこんもり茂った落花生の葉が枯れ始め、

そろそろ収穫期となりました。

雨が降り出す前に掘り上げます。

 

掘り出した落花生はしばらく干してから

よく土を払います。

そしてすぐに塩茹でしていただきます。

 

落花生は大好物なので、

いつも素炒り落花生を買って食べていますが、

実は本当に美味しいのはこっち。

茹で落花生

 

収穫した落花生を水でよく洗い、

圧力鍋にひたひた程度の水と

塩をひとつまみ入れます。

10分圧力をかけて火を止め、

そのまま圧力が自然に下がるのを待てば

もう出来上がり。

 

殻の中からきれいなピンク色の落花生が

じゃじゃじゃじゃーん!

穫れたて茹でたて落花生の

しっとり美味しいこと!

 

むふー!

もう止まりません。

 

 

レモンシロップ

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まだまだたくさんレモンが実っているので、

次はレモンシロップをつくります。

 

作業は切って砂糖に漬けるだけ。

短時間でできるので

思いついた時にささっと作業してしまいます。

 

出来上がったシロップは炭酸で割っても

お湯で割っても◎

私は紅茶に入れて甘いレモンティーにして

飲むのがお気に入りです。

 

もちろん料理にもつかえます。

サツマイモと一緒に煮て、

甘くてさっぱりしたレモン煮が大好物です。

 

レモンと砂糖は同量です。

写真はレモン3個分です。

 

▪️レモンシロップの作り方▪️

材料 レモンときび砂糖

 

1.レモンをよく洗って布巾で水気をとる。

2.両端は落としてスライスする。

3.種をとる。

4.熱湯消毒した保存瓶に砂糖とレモンを交互に入れていく。

5.たびたび瓶を振って砂糖を溶かしながら常温保存。

 

4日目くらいで甘酸っぱい琥珀色のシロップが出来上がります。

 

酢蛸

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今年はタコが大漁のようで

お魚コーナーに豊富に並んでいます。

 

タコがお買い得ならば迷わずこれを作ります。

お正月のおせち料理にある酢蛸です。

酢蛸は大好きなのですが、

お店にはお正月しかありません。

しかも真っ赤なタコ…。

自家製ならば自然な色に仕上がります。

 

材料にすし酢を使うのですが、

昆布酢を常備しておくととても便利です。

ガラス瓶に酢と5センチ位の昆布を入れ、

冷蔵庫に入れておくだけ。

酢の物や酢めしを作る際に利用しています。

 

▪️酢蛸の作り方▪️

1.ボイルしたタコをすし酢に漬ける。

2.1日2回表裏をひっくり返す。

3.冷蔵庫で2日ほどで出来上がり。

 

※すし酢はお好みで調整します。

 

塩レモン

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庭のレモンがだいぶ丸々としてきました。

そろそろ順に収穫していきます。

 

グリーンレモンは収穫したてのレモンで、

もし店で売られていたら、

それはきっと国産レモンです。

 

レモンはグリーンの状態で収穫され、

輸送の間に黄色くなるので、

輸入のものはたいてい黄色いレモンです。

 

グリーンレモンの良い点はノーワックス。

皮まで安心して食べられます

また、香りも酸味も強いので、

塩レモンには特にグリーンがおすすめです。

 

反面、果汁がやや少ないのと皮が硬いので、

みじん切りにするといいでしょう。

 

◾️塩レモンの作り方◾️ 

材料:グリーンレモン2個、粗塩30g

 

1、レモンを洗い水気をよくふく。

2、レモンの両端を切り落とし、あとは輪切りにする。

3、種をとる。

4、3をみじん切りにする。

5、熱湯消毒した保存瓶にレモンと塩を入れ、よくかき混ぜる。

6、毎日瓶をよく振って塩を溶かす。

7、冷蔵保存で3日目くらいから使えます。

 

→黄色いレモンは皮が柔らかいので、大きめカットでOKです。 

yamanokinoko.hatenablog.com

 

トマト水煮

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今年はまだまだトマトの収穫が続いています。

2株しか植えていないのに、

連日ザルに山盛り。

過去最高レベルの収穫です。

 

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山盛りアイコ

 

でも過去の例からすると不思議です。

長雨に高温多湿という気候。

脇芽欠きをしなかったという手抜き。

病気になる要素満々なのですが、

こんな悪条件で病気知らずで大豊作。

これはもう暑さにも病気にも強い品種だった

ということなのかもしれません。

あと、台風が来なかったのも大きいですね。

 

とにかく、大量のトマトを収穫したらこれ。

水煮にして保存しましょう。

ミニトマトなので皮むきが大変ですが、

ミニトマトで作る分、甘く味が濃いです。

 

また、収穫したトマトは冷蔵庫に入れず、

常温保存した方がもちがいいです。

我が家はエアコンが効いた台所に置いてあり、

通るたびにつまんで自然に減っていきます。

 

 

▪️トマト水煮のつくり方▪️

1.トマトをよく洗い沸騰したお湯に入れる。

2.皮が割れてきたらザルにあげる。

3.皮をむいたトマトを鍋に入れる。

4.灰汁をとりながら形が崩れるまで約15分煮る。

5.熱湯消毒した保存瓶に入れる。

6.冷めてから冷蔵庫にて保存。

 

※2の後はトマトが熱くなっていますので、冷めるまでしばらく待ちます。その間しっかり余分な水分を飛ばしてください。

アイスキューブ容器で凍らせて保存するとさらに便利です。

写真は冷凍用のアルミ容器です。

 

しょうがのはちみつ漬け

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この夏、ビールをジンジャーエールで割る

シャンディガフにハマりました。

もともとビールの苦味も含めて

大好きなのですが、

暑さがいけないのかビール1缶では足りない。

そこでジンジャーエールで量を増やしてみたら

あまりにも美味しくてどハマり。

かえってガブガブ飲んでしまうハメに。

 

そこでしょうがのはちみつ漬け。

これはドリンクにも料理にも万能なので、

冷蔵庫に入れておくと活躍間違いなしです。

 

▪️しょうがのはちみつ漬けのつくり方▪️

1.しょうがをよく洗い薄く皮をむく。

2.スライサーで薄くスライスする。

3.熱湯消毒した保存瓶にしょうがとはちみつを交互に入れる。

4.しょうがが漬かるくらいの量を入れ、ざっくりとかき混ぜる。

5.冷蔵庫に入れ保存。たまにかき混ぜる。

6.2〜3日後くらいから使えます。

 

※その後も冷蔵庫で保存します。

 

→しっかりとジンジャーエールを飲みたい時はこちら。 

yamanokinoko.hatenablog.com

 

 

レモングラス

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春に植え付けたレモングラス

1メートルを超える高さまで

わさわさと茂りました。

この暑さの中でもとにかく元気なハーブです。

 

収穫はその都度株元から刈り取ります。

生育盛んで大株に育ちますので、

ばんばん収穫できます。

ススキのような鋭い葉なので、

収穫時は手を切らないように注意が必要です。

 

生で使う場合とドライにした場合と

ちょっと香りが変わるので、

お好みで使い方を変えてみるといいでしょう。

私はドライが好きなので、

30センチくらいの長さの束にして

乾燥させています。

 

冬は東京でも外だと枯れてしまうので、

翌年植え付ける数株を

10月中に鉢上げするようにしています。

 

ティーにはもちろん、トムヤムクンなどのアジア料理に。

お風呂に入れて香りを楽しむのも◎。

 

 

枝豆

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今年は梅雨が長くて生育が遅めでした。

待ちに待った梅雨明けでしたが、

明けたらあまりにも暑すぎて、

もう太陽隠れて〜!と叫びたい。

 

ギラギラ太陽の日はこれ。

ビールと冷奴と枝豆。

 

枝豆は連作障害が出るので、

毎年同じ場所では作らないようにします。

 

病気や害虫もそれほど問題ないのですが、

花をつける時期に乾燥させてしまうと

収穫が減ってしまうので、

水やりには気をつけます。

今年は問題なかったですけど。

 

ミックスピクルス

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畑のきゅうりがこの長雨で少し勢いが落ちました。

収穫ももう終盤戦に差し掛かってきているようなので、

きゅうりを早取りして養分の無駄遣いをなくします。

今度は小さいきゅうりを収穫しピクルスを作ります。

 

スパイスはローレルと粒黒こしょうとクローブ

バラで買わなくてもピクルス用スパイスとして

ミックスされているものがお店で売っています。

 


▪️ピクルスのつくり方▪️

 

酢 200cc

水 100cc

砂糖 40g

ピクルス用スパイス 小2

赤唐辛子 1本

にんにく 1コ

 

1、鍋に調味料を入れて煮立たせる。

2、きゅうり、にんじん、おくらなど好みの野菜を洗って切る。

3、熱湯消毒した瓶に野菜を詰め込んでから調味料をかける。

ポリポリとした食感がたまりません。

 

アイコ

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長く続く雨模様で

なかなか畑仕事が出来ません。

この時期はちょっと目をはなした隙に

枝が大暴れします。

トマトもこんもり茂ってしまいました。

 

そのもしゃもしゃ茂ったトマトの森に

かわいいアイコが赤くなっています。

 

とっても甘くてフルーツのようなトマトで

皮がパリッとしっかりしています。

料理にも使いやすいので

私はいつもこの品種を育てています。

 

たくさん収穫して台所に置いておくと

いつのまにか数が減っています。

ちょっとつまむのにちょうどいいのです😅

 

きゅうりの醤油漬

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きゅうりが大豊作すぎて食べきれません。

毎日食卓にきゅうりきゅうり…。

 

きゅうりは早めに収穫しないと

知らぬ間にヘチマサイズになってしまいます。

しかもあまり大きくなるまで放っておくと、

その後花がつきにくくなり、

ツルが枯れ始めてしまいます。

何も良いことがないので、

今日食べなくても適当なサイズになったら、

順次収穫していきます。

 

そこできゅうり4〜5本、

重量にして1キロ分を一気に漬物に。

有名なきゅうりのきゅうちゃんを作ります。

 

これはお友達から教えてもらったレシピで、

驚くほど美味しいパリパリきゅうちゃんが

できあがります。

 

実は…

捨てるのがもったいなくて保存していた、

お寿司に付いていたガリの残りを

使っています。

 

▪️きゅうりのきゅうちゃんの作り方▪️

きゅうり 1キロ

塩 2つまみ
しょうゆ 300cc
砂糖 200g
酢 50cc
しょうが 20g

 

1.きゅうりをやや厚めにスライスする。
2.塩を全体にまぶし20~30分おく。
3.水で洗い、よく水気をきる。
4.鍋に調味料を入れ沸騰させる。
5.きゅうりとしょうがを入れ沸騰させてから火から下ろす。
6.よく冷ましてから熱湯消毒した容器に入れ冷蔵保存。

 

すももジャム

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ざるに山盛りのすももを収穫しました。

数にして50個くらい?

食べきれない分はジャムにして保存します。

 

甘酸っぱいすももジャムは

ヨーグルトとよく合います。

もちろんトーストにも◎

炭酸で割って飲んでも◎

私はカレーの隠し味にも使っています。

甘さはお好みで砂糖の量を加減してください。

 

▪️すももジャムのつくり方▪️

 

1.すももをきれいに洗って水気をふく。

2.冷凍庫で一晩おく。

3.皮をむく。※すももに水をかけるとするりと皮がむけます。

4.鍋にすももを入れ、上から砂糖をかけてしばらくおく。

5.すももから水気がでたら鍋を火にかける。

6.あくをとりながら中火で煮詰めていく。

7.実から離れた種をスプーンで取り出す。

8.熱湯消毒した瓶に入れて冷蔵保存。

 

めんどくさそうに思いますが、皮や種の処理は割と簡単です。

冷凍庫で1ヶ月くらい保存できるので、少しずつジャムにしていくこともできます。