カリンの蜂蜜漬け
大量のカリンをいただきました。
今年は大豊作だそうで、
食べきれないとの嬉しい悲鳴。
それではカリンの蜂蜜漬けにしましょう。
カリンはそのまま部屋に置いておくだけで、
甘くフローラルな香りでいっぱいになります。
3〜4日はまず芳香を楽しむため部屋に放置。
十分に楽しんでから蜂蜜漬け作業に入ります。
⚫︎カリンの蜂蜜漬けのつくり方
1.カリンを洗い水気をよくふきます。
2.皮や種はそのままで1センチくらいの輪切りにし、さらに4等分にカットします。
3.熱湯消毒した保存瓶に入れ、上から蜂蜜をかけ回します。
4.度々瓶をよく振りかき混ぜる。
5.汁が上がってきたら出来上がり。
炭酸で割っても、ホットで楽しんでもOK。
飲む時もまた甘い香りを楽しめます。
また、
カリンは固いので切る時は注意してください。
果実をコロコロ回しながら切ると上手く切れますよ。
写真は漬けてから5日目。
とろりと甘いカリンシロップが出来てます。
バジルソース
「今年は暑かったー」
というセリフを毎年言ってます。
年々暑さは増していくし、
歳とともに暑さに弱くなってきたのかも。
でもお盆過ぎたあたりから、
ぐっと猛暑はおさまりました。
わがままな事に涼しくなればなったで、
猛烈に夏の太陽が恋しくなります。
猛暑が過ぎると庭の草花たちも一変します。
バジルはぐんと枝葉を伸ばし、
こんもりとした森のように茂ります。
この時期の青々とした柔らかい葉を
待ってましたとばかりに摘み取り、
バジルソースを作ります。
■バジルソースのつくり方■
バジルの葉 50g
アンチョビ 25g
粉チーズ 15g
にんにく 10g
松の実 10g
バージンオイル 100ml
材料をフードプロセッサーで滑らかになるまで撹拌します。
私はアンチョビが大好きなので、しっかり味がするように多めにしています。
松の実はアーモンドやクルミなどにしても美味しいですよ。
レモンシロップ
今年はレモンの木にレモンがたわわ。
まだ青い実がまんまると大きくなって
枝をしならせています。
これは大豊作の予感!
ということで例年よりも早いのですが、
少しずつ収穫をすることにしました。
夏に徒長した枝を切り落とし樹型を整え、
しなった枝の大きな実を枝元からカット。
今年実った枝は来年実ることはありません。
だから分かるうちにカットしてしまいます。
本日はレモン5個収穫です。
■レモンシロップのつくり方■
レモン 5個
上白糖 レモンと同じ分量
1.レモンの皮をむく。
2.種を取りつつ5ミリスライスにする。
3.煮沸消毒した保存瓶にレモンと砂糖を交互に入れる。
4.砂糖が溶け出したらたまに混ぜ、溶けきったら出来上がり。
まだ暑い日もあるので炭酸で割ったり、
寒い日はホットレモネードでも。
青いレモンの皮は固く芳香が強いので、
捨てずに部屋の芳香として楽しんだり、
玄関に置いて虫除けに利用します。
マイ箸袋
以前よりも外食の機会は減りましたが、
食事のたびにゴミとなる
割り箸やプラスプーンは気になります。
近所のお気に入りの中華屋さんは
もともとプラ箸が置いてあったのに、
コロナの影響で割り箸になっていました。
しかも爪楊枝入りの個包装。
仕方ないとはいえゴミが増え気が滅入ります。
実は同様のお店が他にも数店ありました。
このコロナ禍、
私は【家族で短時間外食運動】をしています。
いつも生活を共にしている人のみで
近所の美味しいお店を食べて応援しています。
気持ちよく食事に出かけられるよう
マイ箸袋を作りました。
炒飯用にスプーンも入れます。
くるりと巻いてゴムでとめるだけなので、
箸が増えても大丈夫です。
食べに行くのは月に数回程なので、
食後は洗って干して次の出番を待ちます。
生地は子供の裁縫袋を作った時の残り。
小学生時代を思い出したりなんかして
クスリと笑えてくるのもひとつの調味料です。
梅シロップ
今年は何もかも早いです。
桜の開花から藤の開花。
いつも6月中旬頃に収穫するはずのニンニクが枯れ、
もう収穫期をむかえました。
そして5月に梅がお店に並んでいました。
梅といえば梅シロップ。
毎年この梅シロップは家族に大好評で
あっという間になくなってしまいます。
そこで今年は冷凍時差式製作をします。
まず初日、梅を3キロ買ってきます。
そして1キロの梅を通常方法で瓶詰めにします。
同時に2キロの梅を1キロずつ洗って冷凍します。
翌日、冷凍した1キロを凍ったまま瓶詰めにします。
梅は一晩冷凍する事で梅の細胞が壊れ、
エキスが出やすくなり、1週間で出来上がります。
こちらを飲んでいるうちに、
初日の凍らせてない梅がちょうど良い頃に。
またシロップが減った頃、冷凍梅を瓶詰めに。
写真は冷凍梅5日目です。
あともう少しですね。
でも蓋を開けると梅のいい香りが〜。
梅は約2週間。
冷凍梅は約1週間。
仕上がりまでの時間差を利用して
在庫を切らさないようにします。
梅ってすぐに店先から消えてしまうので、
青梅が出回っているうちに冷凍しておきます。
冷凍庫が大きければ、秋頃まで飲めるかもしれませんね。
■梅シロップのつくり方〜冷凍バージョン〜■
梅1キロ(青梅でなくてもOK)
氷砂糖 700g
酢 大さじ2
1.梅をよく洗い、ふきんで水分をふきとる。
2.竹串で黒いヘタをとる。
3.梅を袋に入れて一晩冷凍庫へ。
4.翌日、カチカチに凍った梅をそのまま熱湯消毒した瓶に氷砂糖+梅+氷砂糖…のように重ねて入れていき、最後に酢をかける。
5.毎日瓶をふって、砂糖が全部溶けたら出来上がり。完成したら冷蔵保存します。
→昨年の梅シロップ
カクテキ
カクテキを作りました。
いつもなら1月にキムチ作りをするのですが、
驚くほどの野菜の高騰ぶりに
なかなか手が出ませんでした。
昨年は畑の白菜や大根が豊作だったので
まさに漬け放題。
でも今年は違う野菜を育てているため、
八百屋さん頼みになってしまいます。
気候と市場と台所は
深〜いつながりがあるのです。
▪️カクテキのつくりかた▪️
大根 1本
塩 大根の3%
ーキムチの具ー
唐辛子(細) 大さじ3 色付け用
唐辛子(細)(荒) ともに大さじ2
いか塩辛 200g みじん切り
アミ塩辛 50g
長ネギ 1/2本 斜め細切り
ニラ 1/2束 4センチ幅で切る
生姜 20g すりおろす
ニンニク 5片 すりおろす
リンゴ 1/2個 すりおろす
昆布茶 大さじ1/2
砂糖 大さじ2
1、大根を角切りにする。
2、切った大根全体に塩をふる。
3、重石をおき大根がしんなりするまで水分を抜く。
4、水気を切り色付け用の唐辛子を混ぜしばらく放置する。
5、キムチの具を全部混ぜる。
6、大根に色が付いたら具とよく混ぜ合わせる。
7、冷蔵庫で5日くらいしたら出来上がり。
毎度のことですが、私は5日も待てず、翌日くらいから味の変化をみながら食べてしまいます。やはり5日目くらいになると、味がまろやかになって美味しいですよ。
→白菜キムチの作り方はこちら
小豆カイロ
さて2月。
暦の上では立春を過ぎましたが、
まだまだ寒い日が続きますね。
繰り返し使える小豆カイロを作りました。
中身は台所にあった小豆と黒豆。
布は残り布を引っ張り出してきました。
※熱に強い綿100%か麻がベストです
形は肩にかけるタイプとお腹に仕込むタイプ。
首の部分を切り込んでカットすると、
そのまま肩に置けて便利です。
小豆が中で偏らないように、
いくつかの部屋に区切るのも重要です。
使い方はレンジで1分チンするだけ。
水分が多く含まれている小豆を温めることで、
蒸気が放出され優しい天然温熱効果で
じんわり身体を温めてくれます。
小豆の程よい重さも心地よく、
湯船に浸かっているようです。
ほんのりお豆の香りがするのも
気に入っているところ。
ただし効果はだいたい20分位なので、
持ち歩きには適しません。
※レンジの時間は出力によります。
目安として600wで1分です。
ヘチマタワシ
昨年、庭で育てたヘチマです。
結局大きく育ったのは一本だけで、
小さかったものは干してる時に
さらに縮まりボロボロに…泣
残った貴重な一本は、
大切に窓辺で乾燥させておきました。
12月になっても青々と元気な姿でしたが、
ついに今月茶色くカラカラになりました。
外側の皮をぺりぺりと手で剥いて、
中の繊維だけ残します。
カッターで3〜4センチ幅にカットして、
菜箸で中の種をつついて出します。
乾燥してカチカチかと思いきや、
手で握るとギュッと小さくなるように
程よい伸縮性があります。
本当にスポンジのようです。
早速今日から台所デビューします。
どれくらいもつものかわかりませんが、
これだけではちょっと心細いなあ…。
今年は生産量の増加!が目標です。
落花生
夏にこんもり茂った落花生の葉が枯れ始め、
そろそろ収穫期となりました。
雨が降り出す前に掘り上げます。
掘り出した落花生はしばらく干してから
よく土を払います。
そしてすぐに塩茹でしていただきます。
落花生は大好物なので、
いつも素炒り落花生を買って食べていますが、
実は本当に美味しいのはこっち。
塩茹で落花生。
収穫した落花生を水でよく洗い、
圧力鍋にひたひた程度の水と
塩をひとつまみ入れます。
10分圧力をかけて火を止め、
そのまま圧力が自然に下がるのを待てば
もう出来上がり。
殻の中からきれいなピンク色の落花生が
じゃじゃじゃじゃーん!
穫れたて茹でたて落花生の
しっとり美味しいこと!
むふー!
もう止まりません。
レモンシロップ
まだまだたくさんレモンが実っているので、
次はレモンシロップをつくります。
作業は切って砂糖に漬けるだけ。
短時間でできるので
思いついた時にささっと作業してしまいます。
出来上がったシロップは炭酸で割っても
お湯で割っても◎
私は紅茶に入れて甘いレモンティーにして
飲むのがお気に入りです。
もちろん料理にもつかえます。
サツマイモと一緒に煮て、
甘くてさっぱりしたレモン煮が大好物です。
レモンと砂糖は同量です。
写真はレモン3個分です。
▪️レモンシロップの作り方▪️
材料 レモンときび砂糖
1.レモンをよく洗って布巾で水気をとる。
2.両端は落としてスライスする。
3.種をとる。
4.熱湯消毒した保存瓶に砂糖とレモンを交互に入れていく。
5.たびたび瓶を振って砂糖を溶かしながら常温保存。
4日目くらいで甘酸っぱい琥珀色のシロップが出来上がります。
酢蛸
今年はタコが大漁のようで
お魚コーナーに豊富に並んでいます。
タコがお買い得ならば迷わずこれを作ります。
お正月のおせち料理にある酢蛸です。
酢蛸は大好きなのですが、
お店にはお正月しかありません。
しかも真っ赤なタコ…。
自家製ならば自然な色に仕上がります。
材料にすし酢を使うのですが、
昆布酢を常備しておくととても便利です。
ガラス瓶に酢と5センチ位の昆布を入れ、
冷蔵庫に入れておくだけ。
酢の物や酢めしを作る際に利用しています。
▪️酢蛸の作り方▪️
1.ボイルしたタコをすし酢に漬ける。
2.1日2回表裏をひっくり返す。
3.冷蔵庫で2日ほどで出来上がり。
※すし酢はお好みで調整します。
塩レモン
庭のレモンがだいぶ丸々としてきました。
そろそろ順に収穫していきます。
グリーンレモンは収穫したてのレモンで、
もし店で売られていたら、
それはきっと国産レモンです。
レモンはグリーンの状態で収穫され、
輸送の間に黄色くなるので、
輸入のものはたいてい黄色いレモンです。
グリーンレモンの良い点はノーワックス。
皮まで安心して食べられます
また、香りも酸味も強いので、
塩レモンには特にグリーンがおすすめです。
反面、果汁がやや少ないのと皮が硬いので、
みじん切りにするといいでしょう。
◾️塩レモンの作り方◾️
材料:グリーンレモン2個、粗塩30g
1、レモンを洗い水気をよくふく。
2、レモンの両端を切り落とし、あとは輪切りにする。
3、種をとる。
4、3をみじん切りにする。
5、熱湯消毒した保存瓶にレモンと塩を入れ、よくかき混ぜる。
6、毎日瓶をよく振って塩を溶かす。
7、冷蔵保存で3日目くらいから使えます。
→黄色いレモンは皮が柔らかいので、大きめカットでOKです。
トマト水煮
今年はまだまだトマトの収穫が続いています。
2株しか植えていないのに、
連日ザルに山盛り。
過去最高レベルの収穫です。
山盛りアイコ
でも過去の例からすると不思議です。
長雨に高温多湿という気候。
脇芽欠きをしなかったという手抜き。
病気になる要素満々なのですが、
こんな悪条件で病気知らずで大豊作。
これはもう暑さにも病気にも強い品種だった
ということなのかもしれません。
あと、台風が来なかったのも大きいですね。
とにかく、大量のトマトを収穫したらこれ。
水煮にして保存しましょう。
ミニトマトなので皮むきが大変ですが、
ミニトマトで作る分、甘く味が濃いです。
また、収穫したトマトは冷蔵庫に入れず、
常温保存した方がもちがいいです。
我が家はエアコンが効いた台所に置いてあり、
通るたびにつまんで自然に減っていきます。
▪️トマト水煮のつくり方▪️
1.トマトをよく洗い沸騰したお湯に入れる。
2.皮が割れてきたらザルにあげる。
3.皮をむいたトマトを鍋に入れる。
4.灰汁をとりながら形が崩れるまで約15分煮る。
5.熱湯消毒した保存瓶に入れる。
6.冷めてから冷蔵庫にて保存。
※2の後はトマトが熱くなっていますので、冷めるまでしばらく待ちます。その間しっかり余分な水分を飛ばしてください。
アイスキューブ容器で凍らせて保存するとさらに便利です。
写真は冷凍用のアルミ容器です。
しょうがのはちみつ漬け
この夏、ビールをジンジャーエールで割る
シャンディガフにハマりました。
もともとビールの苦味も含めて
大好きなのですが、
暑さがいけないのかビール1缶では足りない。
そこでジンジャーエールで量を増やしてみたら
あまりにも美味しくてどハマり。
かえってガブガブ飲んでしまうハメに。
そこでしょうがのはちみつ漬け。
これはドリンクにも料理にも万能なので、
冷蔵庫に入れておくと活躍間違いなしです。
▪️しょうがのはちみつ漬けのつくり方▪️
1.しょうがをよく洗い薄く皮をむく。
2.スライサーで薄くスライスする。
3.熱湯消毒した保存瓶にしょうがとはちみつを交互に入れる。
4.しょうがが漬かるくらいの量を入れ、ざっくりとかき混ぜる。
5.冷蔵庫に入れ保存。たまにかき混ぜる。
6.2〜3日後くらいから使えます。
※その後も冷蔵庫で保存します。
→しっかりとジンジャーエールを飲みたい時はこちら。